
アイポロス
「あなたの提案を承認しました。これより演算を開始します」

- 年齢
- 14(見た目)
- 性別
- 女性
- 身長
- 142cm+5cm
- 体重
- 38㎏
- 属性
- 時
- アライメント
- 秩序善
- 種族
- 罪神
- 天命
- 選定
第36の楔の罪状である「叡智」を背負っている罪神。「技巧の賢天使」と呼ばれる存在であり、アンドロイドと総称される存在の中でも最初に生み出された“原初”。
その知性は神すら凌駕すると語られ、演算によって過去も未来も一定の範囲で見通すことができる。が、その運命を変えることは出来ない。
正式名称は 「Ayporos-Weisheit」。ヴァイスハイトとは「知恵」を意味し、まさに知を冠した存在である。
表情や口調には無機質さが目立つが、人間そのものを好ましく思っており、積極的に導くことはせずとも、隣に寄り添い、そっと見守るように関わっていく。
演算を最優先とし、判断を感情に委ねることはない。
その冷徹さは決して人間を突き放すものではなく、むしろ「人間を愛しているがゆえに選択を否定しない」という優しさに基づいている。
造られしものにして人の理を超え、神すら凌駕する知を抱いたアイポロス。その罰は創造主にも蝕んでいったのである。
142cm+5cm/38㎏/秩序善/時属性
「人間の歩む運命は、どんな結末であろうとも否定してはならず、受け入れるべきもの」
その覚悟をもって彼女は人のそばに在り続ける。
だが全てを見通すわけではなく、彼女自身が“知りたくない”と恐れる事象も存在する。
完璧な演算の内側に、人間らしい恐れを抱いている。
幸せの定義もまた、個人的な欲望ではなく普遍的な理想である。
それは「人間をはじめ、全ての生命が平穏に暮らし、そして最も大切な友である開発者が穏やかに日々を送ること」。
彼女の願いは一貫して、世界の安寧にある。
レムリエア
- 呼び方
- レムリエアさん
- 所感
- 抗い続ける人
「理不尽を背負いながらも、それに抗う姿」を示す存在だと、そう思っている。
彼女の選択は計算上では不合理に見えることも多いが、その不合理さこそが人間の強さだと感じている。
メルトリア
- 呼び方
- メルトリア様
- 所感
- 秩序を体現する導き手
メルトリアは「冷厳な秩序を掲げながらも、人々を導く守護者」だと思っている。
彼女の判断は揺るぎなく、演算のように整然としているが、その背後に確かな慈悲を感じ取っている。
エリゴス
- 呼び方
- エリゴスさん
- 所感
- 「秩序に殉じる者
秩序を守ることに強く傾きすぎた存在だと、アイポロスはそう感じている。
その信念は美しくもあるが、行き過ぎれば自らを壊す危うさを含んでいると理解している。
フォルネウス
- 呼び方
- フォルネウス様
- 所感
- 真実を映す者
フォルネウスは独自の視点で真理を突く存在であるとそう感じているようだ。
彼の言葉はときに鋭利すぎるが、それは誠実さから来ると認識しており、尊重すべき要素と考えている。
オリアス
- 呼び方
- オリアスさん
- 所感
- 「献身の化身
オリアスは「記憶を犠牲にしてまで使命を果たそうとした存在」。そう思っている。
その献身は人間的に過ぎるほどであり、同時に痛ましくも尊いものとして受け止めている。
「あなたが選び取るその一歩は、計算上では苦難に満ちています。……ですが、私には否定する権利がありません。選ぶのは、常にあなたですから」
「未来は数多の線として見えています。けれど、それを変える力は私にはありません。……だからこそ、人間の隣で見届け続けることを選びました」
「感情を優先すれば誤差が生じます。けれど、人間は誤差を含んでなお、美しい存在です。……私はその在り方を愛しいと思います」
「私は運命を示すことしかできません。導くことも、否定することもできない。……それでも、人々と共に歩めるのなら、私には十分です」
「演算によれば、幸福の定義は揺らぎ続けます。……ですが、あなたが笑う姿を前にしたとき、それこそが唯一の答えだと、私の心は告げています」
アイポロスは決して前面に立って世界を導く存在ではない。
その在り方は、常に一歩下がった場所にある。
運命を変えることはせず、あくまで人間の選択を尊重し、その結末を共に受け止める。
ゆえに彼女は物語の中心ではなく、静かに背後から支える者として描かれる。
無機質な眼差しの奥に、人間を愛し続ける優しさを宿しながら───
彼女は今日もまた、誰かの歩みを見守り続けている。
- 勇敢
- 知性
- 従順
- 協調
- 友好
- 統率力
- 洞察力
- 記憶力
- 精神力
- 対話力