エリゴス

「秩序のためならば俺はこの命を捧げることも苦ではありません」
年齢
28(見た目)
性別
男性
身長
190㎝
体重
82㎏
属性
アライメント
秩序善
種族
罪神
天命
守護

第15の楔の罪状である「狂信」を背負っている罪神テウルギア。人々を守護する聖騎士のうちの一人であった。
己の信じる秩序をもっとも重んじておりそれゆえに秩序に狂ったような一面を見せることもある。
普段は穏やかで紳士的であり、老若男女問わず平等に接する。偏見を持つようなことも普段はしない。

オルエンゲル人と呼ばれる存在であり、オルエンゲル人は尊き生命や人々を守護する宿命を持ってして生まれてきた人々である。
オルエンゲル人の中でもエリゴスは特に責任感や正義感、そして宿命を果たそうとする想いが強かったようだ。
純粋な護りたいという想いが、後に罪となるほどの狂気を生み出してしまうことになるとは誰も思わなかった。

他者のことを優先するあまりに自分のことにはあまりにも無頓着である。
心を開いた者に対しては子供っぽい表情を見せることもある。

基本情報

190㎝/82㎏/秩序善/聖属性

「秩序」とは単なる規律や法律の遵守ではなく、世界のすべての生命が安らぎを持って共存できる調和の状態を指すと考えている。
彼にとって秩序は「正義」であり「救済」そのもの。
戦火や混沌は必ず弱者を苦しめるため、それを未然に断ち切ることこそ最も優先されると信じている。
だが彼の信条は、純粋であるがゆえに歪みを孕む。
「秩序を守るためならば、情を捨てても構わない」
「たとえ友であっても、秩序を乱す者ならば裁かねばならない」
そう考える彼は、いつしか「秩序を守る」という目的のために他者へ強要をし、柔軟さを失ってしまうのだった。

対人関係

レムリエア

呼び方
レムリエアさん
所感
儚くも尊い少女

彼女の持つ純粋さと「罪に抗おうとする強さ」は、エリゴスにとって希望の光のように映る。
無力にも見える人間が、秩序と救済を信じ歩もうとする姿勢は尊重している。
だが同時に、その脆さを危うくも思っており、守らねばならぬ存在として強く意識している。

メルトリア

呼び方
メルトリア様
所感
秩序そのものを体現した導き手

エリゴスにとってメルトリアは、「秩序」という理想を体現する存在であり、同時に自らの信念を映す鏡のような存在である。
神々すら裁く冷厳な審判者である彼女の姿に、エリゴスは深い敬意を抱いている。己が信じる「安寧秩序」を絶対に守るという信念は、彼女の在り方と響き合うものだからだ。

フォルネウス

呼び方
フォルネウスさん
所感
危うき博愛者

かつては「博愛」という信条に一定の理解を示していた。だが「独り善がりだ」と正面から指摘されたことで、その印象は大きく変わった。
フォルネウスの博愛は、秩序を軽んじる無軌道な甘さに見えて仕方がなく、エリゴスは彼を「秩序を乱す危うき者」とみなしている。
互いに真っ直ぐだからこそ、正面衝突せざるを得ない相手、とも言えるであろう。

アイポロス

呼び方
アイポロスさん
所感
尊敬と畏怖を同時に覚える

彼女の「叡智」はエリゴスにとっても尊ぶべきものだが、同時に彼はその冷徹さを畏怖している、とも。
「運命を受け入れる」という姿勢は、秩序を重んじる彼に近しい部分があり、共感を覚えるようだ。
しかし、運命を変えようとせず見守るだけの在り方は「責任を果たさぬ消極さ」と映ることもある。
それでも、幼い姿で人間を愛そうとする彼女を否定することはできず、複雑な感情を抱くらしい。

オリアス

呼び方
オリアスさん
所感
同情と敬愛を向ける

彼女の「忘却」は痛ましく、そして哀れに見える様子。
護ろうとしたがゆえに全てを失ってしまった姿は、エリゴスにとって「秩序を果たそうとする者の悲劇」として強く胸に残る。
その無垢さと献身は称賛に値し、エリゴスは彼女に深い同情と守護の念を抱いている。
だが同時に、彼女の犠牲が無駄とならぬように「自分こそが秩序を守らねば」との狂信を強める要因ともなっている、とも。

台詞

「安寧な秩序のためならば、俺は友であろうと剣を向けますとも。いかなる者でも、秩序を乱すことは悪ですから」

「俺が望むのは、ただ一つ───すべての生命が等しく護られる世界です。だがそのためには、誰もが秩序に従わねばいけません」

「情を捨て、憐れみを斬り捨てても、秩序を守ることこそが唯一の正義だ。……そのためならば、俺は剣となりそれが狂気と呼ばれようとも護り続けます」

「安寧なる秩序のもとに生命が守られるのなら、俺の犠牲は小さき礎にすぎません……たとえそれが、友を失うことになろうとも、混沌に染まるよりは遥かに正しい」

「秩序のためならば、俺はこの身を捧げましょう。苦しみも、痛みも、死すらも恐れるには値しません」

備考

オルエンゲル人は、尊き生命を守護する宿命を背負って生まれる存在である。
その中でもエリゴスは特に責任感と正義感が強く、世界を護ることを自然な願いとしていた。
弱き者を放置できず、苦しむ者を前にすれば剣を取らずにはいられない純粋さを持っていた。
しかしその真摯さは柔軟さを欠き、秩序以外を許容できぬ硬直を生んでいく。
やがて「護りたい」という想いは「秩序を乱す者を徹底的に排除する狂気」へと変貌する。
彼は秩序を守る名のもとに、他者へルール遵守を強要し、違反者を容赦なく裁いた。
最初は正義の執行者だったが、次第に秩序という名の独裁者となっていった。
しかし彼自身は狂気を自覚せず、それを正義だと信じ続けていた。
根底にあるのは今もなお「ただ人を護りたい」という純粋な想いである。

ATK
MAT
DEF
MDF
SPD
LUK
INT
APP
勇敢
知性
従順
協調
友好
統率力
洞察力
記憶力
精神力
対話力

関連キャラクター

レムリエア
メルトリア
フォルネウス
アイポロス
オリアス